姫路市の姫路医療生活協同組合 共立病院

入院のご案内

病棟紹介

共立病院には1病棟44床の内科病床があります。

地域包括ケア病床32床と一般病床12床を運用しており、地域包括ケア病床を中心に在宅生活を支えるための入院医療を心がけています。

地域包括ケア病床について

地域包括ケア病床は、急性期治療後の患者様や、在宅・施設療養中の方々が在宅復帰に向けた効率的な医療・看護・
リハビリを行うための病棟です。

また、在宅療養中の患者さんに入院が必要となったとき、地域の先生方から依頼を受けて支援する病床でもあります。

  • もう少し経過観察が必要になる方
  • 在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方
  • 在宅での療養準備が必要な方

などが対象となります。

地域包括ケア病床の役割

当院の取り組みについて

当病棟では、医師・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーなど様々な職種のスタッフが積極的にカンファレンスを行い、定期的に患者さんの状態変化を共有する取り組みを行っています。
入院して受ける医療によって入院前と退院後の生活状況がどう変わるかを話し合い、ご家族のサポート体制、家屋環境などを総合的に検討していきます。
また、地域や関連する施設との連携を大切にし、亜急性期から在宅への「架け橋」の役割を果たすことを意識しています。

カンファレンス

当院入院患者さまは高齢且つ認知症を有している方も多数おられます。入院に伴う環境変化によるせん妄の出現や転倒などが生じるケースもあります。
そこで当院では転倒転落対策カンファレンスや認知症カンファレンスなど様々な取り組みを行うことで患者さまが安心、安全に病院生活を過ごしていただけるように努めています。

嚥下機能評価にも重点を置いており、「最後まで口から食べたい」という思いに応えるべく、VF、VEなどの検査体制も整えています。

院内活動について

在宅療養支援病院として緊急入院が多い中、身体機能へのアプローチだけでなく作業活動や園芸活動を通じて生活リハビリを意識して取り組んでいます。

また、春のお花見、夏祭り、クリスマス会など患者さまに楽しんでもらえるような企画をし、職員全体で取り組んでいます。

院内活動について
院内活動について

栄養サポートチーム(NST:nutrition support team)

NSTとは医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・理学療法士・歯科衛生士などの各専門のスタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、栄養管理が必要な患者様に応じて適切な栄養管理を行い、栄養サポートを実施する多職種の集団(チーム)です。
活動による効果としては、①罹患率・死亡率が減少する②感染・代謝合併症の頻度の減少③無駄な医療費を削減④入院期間の短縮⑤入院費の節減などがあげられます。

当院のNSTの主な活動について

◇メンバー構成
医師、管理栄養士、薬剤師、病棟看護師、言語聴覚士、理学療法士、看護助手
◇定例会議
月に1回の頻度で医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・理学療法士・歯科衛生士・看護助手のメンバーで業務改善や広報誌の作成、今後の方向性の確認を行っています。
◇病棟での栄養カンファレンスの開催と資料作成

カンファレンスの手順

  1. 栄養スクリーニング(栄養障害の有無を診断)
    管理栄養士が簡易栄養状態評価表(Mini Nutritional Assessment−Short Form)以下MNA−SFを用いて入院時の栄養スクリーニング評価を行っています。それと合わせて患者様の食事摂取量や嚥下状態、採血データ等の情報を元に栄養カンファレンスが必要か判断します。
  2. 検討・提案
    抽出された患者様に対してチーム全体でどのようにして栄養状態を良くしていけばよいか検討します。病気のために口から十分に栄養がとれない場合には、食事内容を工夫することや、点滴(静脈栄養)や栄養剤(経腸栄養)、栄養補助食品を追加したり、変更したりすることを主治医に提案します。
  3. 検討内容の保管
    電子カルテ内のNSTカンファレンスシートへ記入
  4. 評価
    カンファレンス実施後、食事摂取量などの評価を行う

院内勉強会の開催(2018年度実績)

6月 「体液と輸液製剤の特徴
水・電解質管理について」
7月 「経腸栄養剤の種類と投与管理について」
8月 「栄養補助食品について」
9月 「摂食嚥下スクリーニング検査について」
NST勉強会

栄養サポートチーム加算

近年の医療は、患者の視点を重視するとともに、医療経済的にも治療効果においても優れた成績が期待できるチーム医療の推進が必要とされています。当院では看護師が16時間の「認定教育施設における研修」を受けることで栄養サポートチーム加算の算定要件を満たすこととなります。
今後も多職種連携を密に行い、適切な栄養管理を行い、全身状態の改善、合併症の予防に努めたいと思います。